CPマークとは?防犯性能の高い建物部品をチェック!
犯罪に巻き込まれないようにするためには防犯性能の高い商品を選ぶことが重要です。そのためにCPマークをチェックしてみるのも良いでしょう。あまり聞いたことがない人も多いのではないでしょうか。今回はこのCPマークについて紹介したいと思います。
CPマークとは
CPマークとは防犯性能の高い建物部品で使用できるロゴマークのことです。このロゴマークが付いているということでは一定の試験基準をクリアした商品で、防犯意識の高い消費者が選ぶポイントにもなると言えます。
CPマークのCPって?
CPはCrime Prevention(クライム プリベンション)の略になります。Crime(クライム)の意味は犯罪、Prevention(プリベンション)の意味は防止です。つまりCrime Preventionとは防犯のことを意味してしています。
CPマークの基準
警察庁による侵入犯に対する調査をもとに建物に対する侵入に5分以上かかると大多数が諦めて他の家を狙うとの結果に基き、様々な侵入攻撃に対して5分間以上防御することができるか実際に試験しクリアしたものだけに使用が許される。
CPマークの認定基準は上記のようなものがあります。一見すると安全なようにも感じますが、確実ではないということも知っておいてください。CPマークのある建物部品であれば、犯罪に遭わないということではないので、注意しておきましょう。
CPマークの一覧
ではどのようなものにCPマークが使用されているのか気になるところです。CPマークの使用ができる建物部品は下記のサイトに紹介されています。
■防犯性能の高い建物部品目録
2021年1月29日更新
目録掲載数 合計:17種類 3,427品目
17種類を簡単に紹介すると、大きくドア関係、窓関係、シャッター関係に分類されています。
ドア関係
・ドア(A種)
・ドア(B種)
・ガラスドア
・上げ下げ内蔵ドア
・引戸
・ガラス引戸
・錠
窓関係
・サッシ
・ガラス
・ウィンドウフィルム
・雨戸
・面格子
・窓シャッター
シャッター関係
・重量シャッター
・軽量シャッター
・オーバーヘッドドア
・シャッター用スイッチボックス
「防犯性能の高い建物部品目録」には上記より更に分類されていて、簡単な紹介もされています。ご興味のある方はご覧ください。
最後に
CPマークについて分かりやすく解説しました。ご自宅のドアや窓、鍵などにCPマークが付いているかチェックしてみてはいかがでしょうか。ちなみに私の家では見つけられませんでした。単に見つけられなかっただけなのか、それとも認定されていない物を使用しているのか定かではありませんが、同じような方がいればメーカーに問い合わせみると良いでしょう。