戸締りとは?【防犯対策の基本】戸締りのポイントをチェック

2021年3月10日防犯ニュース侵入窃盗,戸締り,空き巣

戸締りをすることで、不審者は簡単に住まいに侵入できなくなります。在宅時でも安心できません。ドアや窓には鍵を掛ける習慣を身につけましょう。今回は防犯対策の基本である『戸締り』について解説していきます。

戸締りとは

戸締り(とじまり)とは、外出時に家の鍵を閉めることを言います。玄関はもちろんですが、窓や勝手口などについても戸締りをすることが防犯対策には重要です。

戸締りの重要性

海外に比べると治安の良い日本と言われていますが、犯罪がゼロというわけではありません。いつどこで犯罪に巻き込まれるか分からないので、注意してください。

日本における侵入窃盗(空き巣など)の手口で最も多いのが、『無締まり』です。無締まりとは施錠されていないドアや窓からの侵入のことを言います。つまり戸締りをしっかりとしていなかったために、被害に遭ってしまっているケースが多いのです。

自分は被害に遭わないだろうという気の緩みが原因にあると考えられます。ちょっとした外出であっても、戸締りをしっかりと行うことが重要です。

戸締りのチェックポイント

戸締りを習慣にしておけば、鍵を掛け忘れるということも少なくなるはずです。さらに戸締りのチェックポイントを見ていきましょう。

玄関

外出時に玄関の鍵を掛ける人は多いと思いますが、人口の少ない田舎町になると少なくなるように感じます。近所のコンビニに買い出しに行くといった短時間でも狙われてしまう可能性があるので要チェックです。

勝手口

普段出入りすることの少ない勝手口は戸締りを見落としてしまいがちです。開けたら閉めるを習慣にして、不審者に侵入されないようにしましょう。

窓ガラスは割られて侵入されてしまうこともありますが、防犯性能の高い窓ガラスであれば、簡単には破られなくなります。ただし鍵の掛け忘れをしてしまっては、せっかくの防犯対策も無駄になってしまいます。侵入される可能性のある窓には必ず鍵を掛けるようにしてください。

ベランダ

1階はもちろんですが、2階以上にあるベランダや窓も狙われる可能性があります。雨どいをつたって登ったり、マンションであれば屋上から侵入されたりするケースもあります。上層階であっても油断をしないようにしましょう。

戸締りをしたかどうか・・・

戸締りが習慣化すると、鍵を掛けたかどうか忘れてしまうこともあります。悩ましいところですね・・・。近年ではIoTによって住まいを管理することが可能になっています。これにより鍵の閉め忘れをスマートフォンなどで確認できるようになります。

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https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000311.000006735.html

最後に

戸締りをすれば空き巣被害に遭わないわけではありませんが、そのリスクは大きく減らすことができると思います。家族で暮らす家庭の場合には、全員で防犯意識を高めるように声を掛け合いましょう!