『いいゆだな』子供に教えたい防犯標語で防犯意識を向上させよう!
「いいゆだな」と言えば、まずザ・ドリフターズを思い浮かべるかと思います。
しかし防犯標語としても活用されていることは、ご存知ですか?「いいゆだな」の頭文字をとって、以下のように覚えます。留守番の多いお子様にも教えてあげてください。
- いえのかぎをみせない
- いえのまわりをよくみる
- ゆうびんポストをチェック
- だれもいなくても「ただいま」
- なかにはいったら、すぐにとじまり
これだけ見ても少し分かりにくいので、それぞれの意味を解説していきます。
いえのかぎをみせない
子供が家に入る際、家の鍵を見せてしまうと、家に誰もいないことを不審者や強盗などの犯罪者に知らせてしまうことになります。鍵は周囲に見えないようにランドセルやバッグから取り出すようにしましょう。
いえのまわりをよくみる
不審者がいないかどうか、家の周りを良く見るのも重要です。近くに知らない人がいる場合にはむやみに鍵を開けてしまわないようにしましょう。ドアを開けた瞬間に押し入られてしまう可能性があります。
ゆうびんポストをチェック
郵便ポストに郵便物が溜まっていると、住人があまり帰っていないことが分かってしまいます。狙いやすい家としてマークされますので、なるべく郵便ポストをチェックするようにしましょう。
だれもいなくても「ただいま」
家に入るときは、誰も家にいないのが分かっていても「ただいま」と声を出すようにしましょう。これは子供が一人ではないということを知らせるためです。
なかにはいったら、すぐにとじまり
家の中に入ったら、すぐに鍵を閉めて戸締りをしましょう。侵入窃盗の多くは「無締まり」によるものです。家に入ったからと言って安心するのではなく、まずは鍵を掛けるという習慣を身につけてください。
防犯標語で防犯意識を高める
そもそも防犯標語がなぜ必要かと言えば、防犯意識を高めることにあります。
特に近年では共働きの家庭も増えているため、子供が家で一人で留守番することも多くなります。親としては非常に心配なことなので、できるだけ犯罪被害に遭わないように注意する、あるいは子供に注意させる必要があります。
「いいゆだな」のように覚えやすい防犯標語で、子供でも普段から身につけておくべき行動が分かりやすくなっています。
最後に
「いいゆだな」という防犯標語はALSOK(アルソック)というセキュリティ会社が考案したものです。ザ・ドリフターズの歌として浸透していることもあり、子供でも非常に覚えやすいようになっています。是非、留守番の多い子供に教えてあげましょう。