2階から侵入を防ぐ!物置など足場になるものに注意
空き巣などの侵入窃盗は、1階からとは限りません。2階のベランダや窓を破って入られることもありますので、戸締りはもちろん、窓ガラスの強化などの防犯対策も必要になるでしょう。
ではどのように2階から侵入するのかについて考えていきましょう。
物置
戸建て住宅では庭に収納用の物置を設置している家庭も多いと思います。この物置の上部に上って、2階からの侵入の足場になってしまう恐れがあります。物置から住宅への距離があれば侵入も難しいのですが、接近している場合は危険があると考えて良いでしょう。
物置の位置を変えることができれば良いのですが、難しいようであれば物置に上がれないように有刺鉄線を張ったり、防犯カメラの設置や窓ガラスの強化をすると良いでしょう。
雨どい
次に雨どいを上って侵入する手口もあります。戸建てであれば、どの住宅でもあると思いますが、こちらにも防犯対策をしておく方が安心です。雨どい用の防犯グッズも販売されていますので、チェックしてみはいかがでしょうか。
エアコンの室外機
暑い夏を過ごすにはエアコンは必須ですね。しかし、このエアコンとセットで設置される室外機も侵入窃盗にとっては2階からの侵入の足場になってしまう可能性があります。室外機そのものに防犯対策するというよりも、防犯カメラなどの設置をすることで被害を防ぐようにすると良いでしょう。
外壁塗装の足場
戸建て住宅では定期的に外壁塗装をして、住まいの劣化を防ぐ必要があります。外壁塗装を行うためには職人が足場を作るのですが、これを利用した侵入のリスクも考えられます。外壁塗装は通常10日間前後を要するので、その間は狙われる可能性があるというわけです。また職人さんなど普段あまり顔が知られていない人が家に出入りするわけですから、特に夜間などは十分な注意が必要でしょう。
こちらについても防犯カメラやセンサーライトなどの防犯対策が有効です。
最後に
その他にも家の周りについつい置いてしまいがちなものがありますが、不審者の足場になるような物は控えるようにしてください。また2階だからといって鍵を閉め忘れたり、防犯設備が整っていないというのも危険です。今一度、住まいの防犯対策を見直してみてください。